ペットと暮らせる賃貸、どうやって探す?
ペットを飼っている方、またはこれから飼いたい方にとって、「ペット可物件」の探し方は大きな課題です。賃貸物件全体の中でペット可の割合は約10〜15%と言われており、選択肢が限られる上に家賃も高くなりがちです。
ペット可物件の種類
一口に「ペット可」と言っても、条件は物件によって異なります。
1. ペット「可」物件 もともとペットを飼うことを前提に建てられた物件ではなく、後からペット飼育を許可した物件です。飼えるペットの種類やサイズに制限があることが多く、「小型犬1匹まで」「猫不可」といった条件が設定されています。
2. ペット「共生型」物件 ペットと暮らすことを前提に設計された物件で、足洗い場やドッグラン、ペット用の出入り口など専用設備が充実しています。家賃は一般的な物件より2〜3割高くなりますが、快適さは格段に上がります。
3. ペット「相談」物件 大家さんに相談すればOKが出る可能性がある物件です。掲載情報では「ペット不可」でも、交渉次第で許可されるケースがあります。
ペット可物件を効率的に探す方法
敷金の上乗せを受け入れる覚悟をする ペット可物件では、通常の敷金に加えて「ペット敷金」として家賃0.5〜1ヶ月分が上乗せされるのが一般的です。これは退去時の原状回復費用に充てられます。
築年数にこだわらない 築浅のきれいな物件ではペット不可のことが多いですが、築20年以上の物件では空室対策としてペット可にしているケースが増えています。リフォーム済みの築古物件は、設備は新しく家賃は抑えられるのでおすすめです。
駅から少し離れたエリアを狙う 駅から徒歩15分以上のエリアは、散歩ルートが充実していることが多く、ペットとの暮らしには実は好都合です。公園や緑地が近い物件を優先しましょう。
契約時の注意点
ペット可物件を契約する際は、以下の点を必ず確認してください。
1. 飼育可能なペットの種類とサイズ 「小型犬可」でも、犬種や体重に上限がある場合があります。また、「犬可」でも「猫不可」のケースもあるため、具体的に確認しましょう。
2. 頭数制限 多くの物件では飼育できる頭数が制限されています。2匹目を飼いたくなった時のために、事前に確認しておくことが大切です。
3. 退去時の原状回復範囲 ペットによる床の傷やクロスの汚れは、借主負担での原状回復が求められることがほとんどです。ペット用のマットやカバーで予防することで、退去時の費用を抑えられます。
4. ペット飼育の届出 多くの物件では、ペットの種類や予防接種の証明書を管理会社に届け出る必要があります。狂犬病予防接種証明書は毎年更新が必要なため、忘れずに提出しましょう。
ペットの飼育費用も考慮する
部屋探しの際は、ペットの飼育費用も含めた家計シミュレーションを行いましょう。
- 犬: 月1〜3万円(フード、医療費、トリミング等)
- 猫: 月0.5〜1.5万円(フード、猫砂、医療費等)
家賃とペット飼育費を合わせた月々の支出が手取りの35%を超えないよう計画することをおすすめします。