安全な暮らしは「部屋選び」から始まる
女性の一人暮らしでは、セキュリティへの配慮が特に重要です。しかし、セキュリティ設備が充実した物件は家賃も高くなりがちです。本当に必要な安全対策とは何か、物件選びとエリア選びの両面から考えてみましょう。
物件で確認すべき4つのポイント
1. 2階以上の部屋を選ぶ 1階の部屋は侵入のリスクが高く、外からの視線も気になります。防犯面では2階以上、理想的には3階以上がおすすめです。ただし、1階でも植栽やフェンスで見通しが確保されている物件もあるため、現地で確認しましょう。
2. TVモニター付きインターホン オートロックの有無よりも、「訪問者の顔が見えるかどうか」が重要です。オートロックは他の入居者に続いて入れてしまう「共連れ」があるため、万能ではありません。モニター付きインターホンがあれば、不審な訪問者に対して応答せずに済みます。
3. 室内洗濯機置き場 ベランダや共用スペースに洗濯機がある物件は、洗濯物から一人暮らしであることが外部にわかってしまいます。室内に洗濯機置き場がある物件を選びましょう。
4. 独立洗面台・バストイレ別 直接的なセキュリティとは関係ありませんが、生活の快適さは精神的な安定につながります。また、帰宅後にゆっくりと過ごせる環境があることで、「早く家に帰りたい」という気持ちが生まれ、夜遅くまでの外出が減る効果もあります。
エリア選びで確認すべき3つのポイント
5. 駅から自宅までの夜道の安全性 駅から物件までのルートを、夜間(20〜22時頃)に実際に歩いてみてください。確認すべきポイントは以下の通りです。
- 街灯が十分にあるか
- 人通りがあるか(住宅街で完全に無人になっていないか)
- 暗い路地や死角になる場所がないか
- コンビニなどの逃げ込める場所があるか
6. 最寄り交番・警察署の距離 自宅から最寄りの交番や警察署が近いエリアは、それだけで防犯効果があります。各都道府県の警察のウェブサイトで、犯罪発生マップを確認することもできます。
7. 周辺施設の確認 深夜営業の居酒屋やバーが密集しているエリアは、夜間の騒音や酔客とのトラブルのリスクがあります。逆に、ファミリー向けのマンションや学校が近いエリアは、比較的落ち着いた環境であることが多いです。
お金をかけずにできる防犯対策
入居後にできる防犯対策もご紹介します。
- 表札を出さない: 名前から性別がわかるため、表札は出さないのが基本です
- 洗濯物の工夫: 女性の下着は室内干しにする、男性用の洗濯物をダミーで干す方もいます
- カーテンの色: 外から見てピンクなどの明らかに女性的な色のカーテンは避け、ベージュやグレーなど中性的な色を選びましょう
- ドアスコープカバー: 外から覗かれることを防ぐカバーを100円ショップで購入できます
- 補助錠の設置: 玄関ドアや窓に補助錠を取り付けることで、侵入の抑止力になります(賃貸でも取り付けられる製品があります)
安全とコストのバランス
セキュリティを重視しすぎると家賃が上がりますが、エリア選びに注目すれば、物件の設備に頼りすぎなくても安全な暮らしは実現できます。RentScopeでは治安の良さも加味したエリア提案を行っていますので、ぜひ参考にしてください。